| 歴代 竹雲斎展 -初代・二代・三代、田辺小竹・光子 作品展 |
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| 2007年7月19日(木)〜8月1日(水) 会期中無休 11:00〜19:00(最終日17:00まで) 場所:花筥-HANABAKO- 東京日本橋 入場無料 作家在廊日:7月19・20 三代竹雲斎氏・光子氏 8月1日小竹氏 |
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| 明治から現代まで代々竹工芸を伝承する「田辺 竹雲斎」。その田辺家の初代・二代・三代竹雲斎氏と田辺小竹氏・光子氏の作品を一同に展示致しました。 文人趣味の隆盛期である明治大正の代表的な初代竹雲斎の作、繊細さとおおらかさを持つ二代竹雲斎の作、代々の伝統と技術を受け継ぎながら、また、独自のスタイルの作品も制作し、現在国内外で発表している三代竹雲斎氏と妻の光子氏、アメリカ、ヨーロッパでも個展を開催している三代の次男である小竹氏の作品、合わせて約25点を展示。美術館でなければご覧頂けない貴重な竹雲斎氏御所蔵の作品もお貸し出し頂き、また一部は、展示即売も致しました。 |
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初代田辺竹雲斎 しょだい たなべちくうんさい |
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[1877(明治10)年〜1937(昭和12)] 1877年尼崎藩御典医田辺慎常の三男として生まれる。 1895年に初代和田和一斎に師事。 1901年独立に際して、師の別号の竹雲斎を譲り受ける。 1903年第5回内国博覧会に出品。 その後数々の博覧会等で受賞を重ねる。唐物風の制作をよくなし、独創の柳里恭式花龍や古矢竹の応用などに個性を発揮した。卓越した技術を保有し、多くの弟子を育成するなど、大阪竹上界の重鎮として貢献した。 |
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| 初代 柳里恭花籠 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 初代 柳里恭花籠 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 初代 竹書編卓 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 柳里恭式 明治末期初代竹雲斎は柳里恭の画と出会うことによって作家性を覚醒させ、名実ともにその地位をゆるぎないものとしました。柳里恭の画によって刺激された竹雲斎の創作欲と華道に対する深い理解が柳里恭式という独創的花籠を生みだしました。大正3年大正天皇の大阪府行幸の際、竹雲斎の「柳里恭式釣り花籠」と「丸型柳里恭式釣り花籠」が展覧を賜り、献納されました。 ※ 柳里恭 江戸中期の文人、画家。日本の文人画の祖と位置づけられ、池大雅、与謝蕪村にも大きな影響をもたらした。若くして中国文化に触れ、中国文化の思想に惹かれ、文人的思考を強く持っていた。 古矢竹 初代竹雲斎の作品のもう一つの特徴として古矢竹による作品が挙げられます。(古い竹製の矢の事で深みのある 時代の乗った美しい素材。)古矢竹には装飾的な金箔や漆塗りが施された独特の素材ですが、あまりにも特徴が強すぎ、他の籠師は手がけるのをさけたため、自然と竹雲斎の専売特許となっていきます。竹雲斎は古矢竹そのものの装飾性と特徴を生かし、 丸竹のまま曲線として組み花籠にし、固有の世界を築き上げました。 |
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二代田辺竹雲斎 にだい たなべちくうんさい |
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| [1910(明治43)年〜2000 (平成12)年] 1910年大阪に生まれる。父初代竹雲斎に師事。 1925年15歳の時初代より小竹雲斎の号を授かる。 21歳で帝展に出品初入選。以後帝展、新文展、日展に出品。 1937年初代が没し、二代竹雲斎を襲名。 1952年第8回日展で特選.朝倉貪受賞. 1959年大阪府芸術賞受賞. 1981年勲四等瑞宝章受章。 1983年紺綬褒章受賞。 1991年三代竹雲斎を長男へ譲り、一竹斎と号す。 透かし編みを数多く製作、もう一方では、鳳尾竹を用いた荒編みの制作に力を入れた。 |
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| 二代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 二代 亀甲透かし編み瓢形花籠 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 初代竹雲斎は唐物を得意とし、重厚な作品を制作しましたが、二代竹雲斎は、独自の作品を生み出します。透かし編みは二代竹雲斎の代表する技であり、最も技術の必要な作品です。竹の美しさは透かしにあると考え、亀甲編み、鱗編みを中心とした透かし編みを数多く製作しました。一方では鳳尾竹(ほうびちく)の煤竹(すすだけ)に魅力を感じ、鳳尾竹を用いた荒編みの制作に力を入れました。 繊細で技術が必要な透かし編みに対し、竹の持つ自然の力や自分の感性で作る荒編みは、二代竹雲斎の魅力を最も引き出した作品です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
三代田辺竹雲斎 さんだい たなべちくうんさい |
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[1941(昭和15)年〜] 1941年大阪に生まれる。 1964年武蔵野美術大学卒業後、父二代竹雲斎、大久保尚竹斎、塚由忠義に師事。 1969年小竹の号を授かる。 1977年大阪工芸展・知事特別賞受賞。 1991年51歳で三代竹雲斎を襲名。 矢竹を用い、点と線の構成により面を作る独特のスタイルの作品を多く発表している。 「輪象(りんしょう)」は外務省買上げ。 「方(ほう)」が東京国立近代美術館に買い上げ。 タイ、アメリカ、韓国、ニュージーランドで活動。 |
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| 三代 条文 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 三代竹雲斎は、幼少のころ疎開先である河内長野で遊んでいた「矢竹」を使うようになります。当時はまだ沢山の本物の矢竹があり、三代竹雲斎は、その素材の美しさ、緊張感に魅かれました。そして矢竹の先を点とし、矢竹の真っ直ぐさを線としました。点と線の構成により面を作る現在のスタイルが構築されました。当時としては縁のない籠は珍しく、若々しい竹を素直に用いたと評されました。 その後も矢竹の作品を積極的に作り展開していきます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
田辺小竹 たなべしょうちく |
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[1973(昭和48)年〜] 1973年大阪に生まれる。 1999年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。 卒業後大分県別府市竹工芸訓練センターにて竹工芸の研修をする。 帰郷後、父三代竹雲斎に師事。 2000年くらしの中の竹工芸展大分県知事賞受賞。 虎竹使ったオブジェと、竹雲斎が代々継承する作品を発表してる アメリカ ヨーロッパ 韓国 ニュージーランドなど海外でも活動。 2001年フィラデルフィア美術館に買い上げ。 2005年にシアトル美術館に 作品買い上げ。 |
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| 田辺小竹 Connection-life | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 田辺小竹 もののふ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 田辺小竹 シュパンヌンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 田辺小竹 Connection-bond | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 三代目竹雲斎の妻である田辺光子と息子田辺小竹は、歴代竹雲斎の技術と伝統を用いながら、現代に生きる作家として、アート性の高い作品を制作し、国内のみならず、海外でも高い評価を浴びています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
田辺光子 たなべみつこ |
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[1944(昭和18)年〜 1944年、大阪市に 漆芸家5代 川端近左の次女として生まれる。 1970年三代田辺竹雲斎と結婚。 結婚後、義父二代竹雲斎、三代竹雲斎に竹芸を学ぶ。 1988年堺市展で「大阪府知事賞」を受賞。 1997年大阪府工芸功労者表彰。 2002年日本現代工芸美術展 「京都商工会議所会頭賞」等、数多くの賞を受賞。 2001年ボストンにて竹雲斎展に出品 他ヨーロッパ 韓国 ニュージーランドなど海外でも活動。 |
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| 田辺光子 翁 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||